“優しいコーヒー”を届けたい。 「13 COFFEE」店主に聞く、開業のきっかけとコーヒーへのこだわり

閑静な住宅街の中、車を走らせていると、ひょっこりと印象的な建物が特徴の「13 COFFEE」が見えてきます。
店主さんが淹れる”優しいコーヒー”を飲みながら、のんびりと流れていく時間を楽しめます。

今回は、店主さんにお店の誕生秘話から焙煎へのこだわりまで、たっぷりと聞かせていただきました。

Back to blog

13 COFFEEのはじまり

── 最初に、お店を始めたきっかけを教えてください。

店主:
 うーん、難しいですね(笑)。もともと何か自分でやってみたいという気持ちがあったんです。必ずしもコーヒーじゃなくても、お店を持つこと自体に憧れていました。ずっとサラリーマンをやっていたのですが、コロナ禍で立ち止まって考える時間ができ、妻と相談して「仕事を辞めて、やりたいことに挑戦してもいいかも」となったんです。これまで他でコーヒーに関わっていた経験もあり、ちょうど妻が使っていた店舗もあったので、そこを活かして13 COFFEEを始めました。

“13”との不思議な縁

── 印象的な店名ですが、「13」にはどんな意味があるのでしょうか?

店主:
 僕の誕生日が8月13日で、長女が7月13日、次女が9月13日。
 さらに母も13日生まれで、偶然が重なったんです(笑)。
 しかも、うちの妻は31日生まれなんですが、13日に2人も出産していて。それに、昔からカメが好きでお店のロゴにもしているのですが、後からお客さんに「カメの甲羅って13枚あるんですよ」って教えてもらって。全部が13に縁があるなぁって思って、自然と「13 COFFEE」という名前になりました。

コーヒーとの出会いと焙煎への道

── 焙煎を始められたきっかけは?

店主:
 約8年前、妻がこの場所でお店を始めた時に、お店で提供するコーヒーを仕入れるのではなく、自分で出来たら面白いかなと思ったのがきっかけです。最初は手回しの焙煎器から始めました。その後、仕事を辞めてから本格的に焙煎に力を入れたんですが、ずっと憧れていた「ギーセン」という焙煎機に切り替えました。

── なぜギーセンを選んだんですか?

店主:

蓄熱の高い焙煎機な事と
火力、排気ファン、ドラム回転数を
調整しながら色々な味わいが作れる事かな。

焙煎へのこだわり

── 焙煎で特に意識していることはありますか?

店主:
 甘さをしっかりと感じられること、そして「口当たりの優しさ」です。ふわっと優しくて、あとに余韻が残るような、ちょっと“古物(ふるもの)感”のある、落ち着くコーヒーを目指しています。

抽出スタイルや道具の話

── 好きな抽出方法は?

店主:
 やっぱりハンドドリップですね。慣れているし、道具を使うのが楽しいんですよ。自分で豆を挽いて、ゆっくりドリップして…っていう過程がすごく好きです。

── お気に入りの道具はありますか?

店主:
 手引きミルとか、アウトドアで使えるコンパクトな器具が好きです。外でコーヒーを淹れるのが好きなので、キャンプ用の道具も結構こだわっています。

おすすめのコーヒーは?

── 初めて来る方におすすめしたい豆はありますか?

店主:
 酸味が苦手な方でも飲みやすいように、全体的にバランスを意識した焙煎をしています。特におすすめは「ハウスブレンド」。
 やや深煎り寄りで、エスプレッソにも使っていて、牛乳との相性が良いです。チョコやベリーっぽい甘さがあって、香りも豊か。飲みやすいですよ。

── 水出しやドリップバッグもありますよね?

店主:
 はい、夏は水出しが特に人気です。ご自宅でも簡単に、店と同じ味を楽しめます。ドリップバッグも手軽で、ギフトにもよく選ばれています。

13 COFFEEには、優しい時間が流れています。それは、店主さんがコーヒーを楽しむ人に想いを馳せ、寄り添っているからこそです。13 COFFEEの一杯を飲むことで、コーヒーとの新たな縁が繋がっていきます。お店でも、オンラインでも13 COFFEEのコーヒーを味わってみて下さい。